小学校　特別支援教育支援員の仕事　⑦新1年生全体支援

ご入学おめでとうございます！

初めての小学校、キラッキラのお目目の可愛い1年生が入学してきました♪

支援員の私は「1年生全体支援」という事で、全クラスを見守ることに😊

「特別支援教育支援員」という名前ですが、支援級ではなく通常級（普通級）の支援のために配置されています。（よく勘違いされます😅💦）

生活面の全体的な支援

「おはようございます！」

朝、登校したら・・

↑これをやるのがまず大変！

持ち物を忘れて泣いている子、ランドセルを床に放置したまま遊んでいる子、名札が出来ないと困っている子・・

それぞれ対応していきます😆

担任の先生と私の2人でも足りないくらい大変でした・・😅笑

「これどうするの？」「トイレ！」「鼻水ー！」「鼻血ー！」

でも子どもの成長って凄い！
GW明けにはだいたいの子が朝のルーティーンをこなしていました✨

4月から見ていて「気になる子」の全体像がどんどん見えてきます。
担任や特別支援コーディネーター、管理職に伝えていくのも実は私の仕事だったりします。
情報を共有して支援の方法を考えていきます😊

学習支援

1年生といえばまず「ひらがな」

最初は1日1文字ずつ覚えていきます。「つ」「く」「し」から始めることが多いかな？

担任の先生から要望があれば、赤ペンを持って授業の中で丸つけやお直し（私が書いた文字をなぞってもらう）をする事も。

思わず「私が書いていいんですか？」と聞いてしまった😅💦（教員免許は持ってるけど未経験😥）

担任の先生みたいに綺麗な字を書かないと！とプレッシャーですが（笑）お手本を見ながらゆっくり丁寧に書いてます。
子どもの頃に習字習ってて良かった😅

私が使っている赤ペンはこちら⇩😊

透明のクリアタイプがオシャレ✨

書いた文字を何度も何度も消してしまうAくん

皆がひらがなプリントを終わらせていく中、最初の一文字で止まってしまう子がいました。

Aくんはとっても頑張り屋さん、そして完璧じゃないと許せない。

なぞる文字も少しでもはみ出したら書き直し。

何度も何度も消しゴムで消すので毎回のようにプリントが破れてしまうし、破れたプリントを見て悲しくなったり、時には泣きながらぐしゃぐしゃに丸めてしまう事も。

Aくんに話を聞くと、

「お直しをされるのが嫌だ。赤ペンの上をなぞるのは書きにくい」との事。

⇨担任の先生に伝え、Aくんが納得した青ペンで書く事に。（直しの量は最低限）

視覚的に説明し、このルールが守れていたらOKと決めてあげる事によってAくんは「出来た！」と自分で確認しながら先に進む事が出来ました😊

3つ書けたね。1行終わったね！と書けた事を認めていくとAくんは自分の力でプリントを終わらせる事が出来るように☺️
今では授業の中で終わる時もあります。（4月中は休み時間も書いていたり、宿題になっていました）

担任の先生の補助的な役割も

今回、実はこれが初めてで💦

今まで子どもの支援しかした事がなかったので一番難しかったです😥

今年度の1年生の担任は3名。

1組⇨ベテランの先生
2組⇨ベテランの先生
3組⇨20代前半の先生

それぞれのやり方があり、頼まれる事も違います。
学習支援をお願いします！という先生もいれば、あまり手出しされたくない先生も。

20代前半の先生は初めての1年生だったので「分からない！どうしたらいいですか？」と聞かれる事も💦（私もわからんー！！笑）

今回私がお手伝いした「補助」的なお仕事⏬

・連絡帳チェック
・給食準備（おかわりじゃんけんも😅）
・丸つけ、お直し
・配布物配り
・移動教室時の鍵閉め

実は初めてやる事がほとんどでした😆

担任の先生ってほんと大変！仕事が多すぎる！！！

約1ヶ月限定の1年生支援

そんなバタバタな日々も終わり、GW明けからは「校内全体支援」の通常業務へ😊

通級指導教室に通っている子たちの様子を見に行ったり、前年度教室を飛び出していた子の姿を見に行ったり。

1年生＋他学年を回っています。

2年生を見て、この１年の成長に改めてびっくり！めっちゃ落ち着いてるー！！！ってなる😆笑

以上、1年生全体支援のお話でした♪

⏬「特別支援教育支援員」について書かれている貴重な本！
普段の自分の仕事を確認できて安心しました😊
色々な事例を漫画で読めるのでスイスイ読める！

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とにかく分かりやすい！納得！大好き！！