約1年間、お世話になった幼稚園。
可愛い子ども達が旅立って行きました!
ついに・・迎えた卒園式。
お別れは寂しいけど、しっかり前を向いて歩いて行く子ども達の姿は本当に感動でした。
子どもへの1対1の支援・・距離感が大切
この1年間、支援員としてとっても大切な事を学びました。
それは子どもとの「距離感」
「ベーグルママ先生近すぎ!もっと離れて!遠くから見守って!!」
よく担任の先生から言われていた言葉です。
私は無意識のうちに担当の支援児さんの近くに立ったり、隣に並んでしまう事が多かったんですが、それでは支援児さんと私がお互いに依存してしまう。
子どもが頑張る機会を奪ってしまう・・。
そうアドバイスをいただいて、「距離感」にかなり気をつけていました。
・指示を出したらすぐに離れる⇨遠くから見守る
・困っていてもすぐには助けない⇨様子を見て少し離れた場所から「ヒント」を出す
・常に自分の視界には入れるように意識をするが、必要以上に目を合わさない
もちろん危険な時はすぐに駆けつけるし、遊ぶ時は思いっきり遊びます。
でも、支援児さんとクラスのお友達が楽しく遊び出して「子どもの世界」が出来たらスッと離れるように意識していました。(あくまで遊びのきっかけ作り)
そんな事を1年間続けた結果・・卒園式で大感動のベーグルママです😭💦
僕1人で歩くよ!先生見てて!!
ベーグルママがずっと担当していたAくん。
卒園式の練習では証書を受け取るのを嫌がって泣いたり、入退場がうまくいかずに常に私が一緒に付き添っていました。
本番も一緒に歩くことになるかなぁ・・と思っていたんですが、当日の支援員の席と児童の席が離れていた為、いざとなれば私が駆けつける・・しかない!!状況でした。
当日、Aくんはとってもご機嫌でお父さんとお母さんを見つけてニコニコ。
証書もばっちり受け取り、退場のタイミングで私の顔を見てニッと微笑んだんです☺️
「1人で行くよ!見ててね!!」
そんな声が聞こえてきた?!と思うような。
彼はスッと立ち、堂々と歩いて行きました。満面の笑顔で😊
もう、感動!!!!!泣いちゃうー😭
もちろん、Aくん自身の成長や親御さんが見てくれている「安心感」からだと思いますが、それプラス普段からの「距離感」を大切にした支援が実を結んだのかなぁと思います。
「先生ここから見てるよ。頑張れ!」
「1人で出来たんだね!すごい!かっこいい!!」
離れている場所から見てくれている人がいるから頑張れる、安心できる。
常に隣にいて「先生と一緒」じゃないと出来ない!不安になる!!!という支援をしてしまっていたらまた違う結果だったんじゃないかなぁ。
卒園式でこんな気づきがあって、最後にプレゼントを貰えたようなとっても幸せな気持ちになりました😊
卒園おめでとう!!!
みんな元気いっぱいのカッコいいスーパー1年生になってね♡
幼稚園での勤務はこれで終了です。
4月からは小学校に配属になります!
今までお読み頂きありがとうございました。
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