幼稚園 特別支援教育支援員の仕事⑩ 声かけのタイミング

平日ママブログ
Cheerful young Caucasian schoolgirl draws or colors in art class. Her teacher is beside her. Art supplies are on the desk.
ベーグルママ
ベーグルママ

こんにちは!

幼稚園での支援員の仕事ももうすぐ1年。

毎日試行錯誤をしながら、悩んだり喜んだりしています。

毎日子どもを観察し、一緒に過ごしていると色々な場面に遭遇すると思います。

「あ!これ言わなくちゃ!」「手伝った方がいいかな?」「あー!注意したのにまたやってる!」

そんな時、「声かけのタイミング」が大切だなぁ。と感じたお話です😊

「めんどくさい!」「やりたくない!」服を脱ぎ散らかしているA君

A君は好奇心旺盛でクラスのムードメーカーなんですが、いつも上着を脱ぎっぱなし。

担任の先生が注意をすると、いつも怒りながら服をハンガーにかけています。

その日も廊下に上着を脱ぎ捨てている状態でした。

ベーグルママ
ベーグルママ

A君に声をかけたいけど、今は楽しそうに遊んでるし、遊びの途中で言っても難しいだろうなぁ・・

ちょっと様子を見てみよう。

そしてA君の遊びが一段落し、フラっと歩き始めたタイミングで声をかけてみた。

ベーグルママ「A君、上着が落ちてるよ。ハンガーにかけてね」

A君「嫌だ!めんどくさい!!!!」

すかさず「はい!」とハンガーをA君に手渡すとブツブツ言いながらも服をかけ始めたA君。

その後も見ていると服がハンガーから滑り落ち、うまくかけられずにイライラしている様子。

ベーグルママ
ベーグルママ

A君、服とハンガーを下に置いてみて。
その方がやりやすいよ。

ボタンはある?上のボタンをかけたら落ちないよ。

するとA君は「ボタンついてるよ!あ!できた!!」と上手にハンガーにかける事ができました。

「上手にできたね!」と言うと照れ臭そうな顔をしたA君。

きっと「めんどくさい!」という発言の裏には苦手意識もあるのかなと思った出来事でした。

予定変更や「いつもと違う」が苦手なBちゃん

Bちゃんは「いつものルーティン」がしっかり決まっているタイプのお子さんです。

この日は幼稚園の遠足だったので「名札」は付けずに出発をする。と担任の先生から指示がありました。

でもBちゃんはいつも通り名札を付けています。

「名札を取って」と伝えるだけなんですが、どのタイミングで声掛けをするか悩みました。

急な変更やBちゃんにとって嫌な事を伝えると「いや!!!!」「むりー!!!!!!!」「やめて!!」と言うのがいつものBちゃんです。

そんな時、Bちゃんから話しかけて来てくれました。

Bちゃん「ベーグルママ先生、今日は遠足だねー!!」

ベーグルママ「そうだねー!楽しみだねー!!」

Bちゃん「嬉しいー!!!!」



手を繋いで3回ぴょん!ぴょん!ぴょん!!!

今だー!!!!!

(Bちゃんの心が踊っていて、遠足に行きたい気持ちがMAX!)

ベーグルママ
ベーグルママ

Bちゃん!今日の遠足は名札を外してから行くんだって!

「今日だけ」外すんだよー!

するとBちゃんは「はーい!」と自分から名札を外しました。

やった!!!!(心の中でガッツポーズ)

たまたまかもしれないけど、「声かけのタイミング」私の中ではとても大切な事です。

大人でも同じ事を言われても「イラっ!」とする時やスーっと心に入ってくる時がありますよね。

「大人のタイミング」では無く、なるべく「子どものタイミング」で声かけが出来るようにこれからも意識していきたいと思います☺️

ベーグルママ
ベーグルママ

お読み頂きありがとうございます!

支援って楽しい!と思えるようなお話を書いて行きたいです♪



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