こんにちは!
幼稚園での支援員の仕事ももうすぐ1年。
毎日試行錯誤をしながら、悩んだり喜んだりしています。
毎日子どもを観察し、一緒に過ごしていると色々な場面に遭遇すると思います。
「あ!これ言わなくちゃ!」「手伝った方がいいかな?」「あー!注意したのにまたやってる!」
そんな時、「声かけのタイミング」が大切だなぁ。と感じたお話です😊
「めんどくさい!」「やりたくない!」服を脱ぎ散らかしているA君
A君は好奇心旺盛でクラスのムードメーカーなんですが、いつも上着を脱ぎっぱなし。
担任の先生が注意をすると、いつも怒りながら服をハンガーにかけています。
その日も廊下に上着を脱ぎ捨てている状態でした。
A君に声をかけたいけど、今は楽しそうに遊んでるし、遊びの途中で言っても難しいだろうなぁ・・
ちょっと様子を見てみよう。
そしてA君の遊びが一段落し、フラっと歩き始めたタイミングで声をかけてみた。
ベーグルママ「A君、上着が落ちてるよ。ハンガーにかけてね」
A君「嫌だ!めんどくさい!!!!」
すかさず「はい!」とハンガーをA君に手渡すとブツブツ言いながらも服をかけ始めたA君。
その後も見ていると服がハンガーから滑り落ち、うまくかけられずにイライラしている様子。
A君、服とハンガーを下に置いてみて。
その方がやりやすいよ。
ボタンはある?上のボタンをかけたら落ちないよ。
するとA君は「ボタンついてるよ!あ!できた!!」と上手にハンガーにかける事ができました。
「上手にできたね!」と言うと照れ臭そうな顔をしたA君。
きっと「めんどくさい!」という発言の裏には苦手意識もあるのかなと思った出来事でした。
予定変更や「いつもと違う」が苦手なBちゃん
Bちゃんは「いつものルーティン」がしっかり決まっているタイプのお子さんです。
この日は幼稚園の遠足だったので「名札」は付けずに出発をする。と担任の先生から指示がありました。
でもBちゃんはいつも通り名札を付けています。
「名札を取って」と伝えるだけなんですが、どのタイミングで声掛けをするか悩みました。
急な変更やBちゃんにとって嫌な事を伝えると「いや!!!!」「むりー!!!!!!!」「やめて!!」と言うのがいつものBちゃんです。
そんな時、Bちゃんから話しかけて来てくれました。
Bちゃん「ベーグルママ先生、今日は遠足だねー!!」
ベーグルママ「そうだねー!楽しみだねー!!」
Bちゃん「嬉しいー!!!!」
手を繋いで3回ぴょん!ぴょん!ぴょん!!!
今だー!!!!!
(Bちゃんの心が踊っていて、遠足に行きたい気持ちがMAX!)
Bちゃん!今日の遠足は名札を外してから行くんだって!
「今日だけ」外すんだよー!
するとBちゃんは「はーい!」と自分から名札を外しました。
やった!!!!(心の中でガッツポーズ)
たまたまかもしれないけど、「声かけのタイミング」私の中ではとても大切な事です。
大人でも同じ事を言われても「イラっ!」とする時やスーっと心に入ってくる時がありますよね。
「大人のタイミング」では無く、なるべく「子どものタイミング」で声かけが出来るようにこれからも意識していきたいと思います☺️
お読み頂きありがとうございます!
支援って楽しい!と思えるようなお話を書いて行きたいです♪
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